世界の街をぶらぶらしたい〜でんの海外・国内旅行ブログ〜

海外旅行が気になるけど一人は不安という方や、どんな場所があるのか気になっている方などに向けてブログを発信したいと思います!また、国内の魅力的なスポットや建築など雑記も合わせて発信します!

【ロシア】モスクワで出会うアール・ヌーヴォー建築「ゴーリキーの家博物館」

皆様、マクシム・ゴーリキーという方をご存知ですか?

ロシアを代表する作家で、どん底「母」といった作品が有名な方です。

本日ご紹介したいのが、晩年、ゴーリキーが暮らした家です。

アール・ヌーヴォーという様式でつくられた邸宅で、とても見応えのある内装となっています。

 

ゴーリキーの家について

元々はリャブシンスキーという商人の家として、フョードル・シュテフリという設計者によってデザインされました。このシュテフリですが、モスクワのヤロスラヴリ駅なども手がけた設計者です。商人がこの家を手放してから何年かが過ぎた後、ゴーリキーが住むようになったそうです。

クレムリンなどの観光スポットからは少し離れた住宅街にあります。建物自体がひっそりとしていて、ガイドブックがないと見過ごしてしまいそうでした。

 

アール・ヌーヴォー建築とは?

植物などの有機的なデザインが魅力のアール・ヌーヴォー

19世紀末〜20世紀末にヨーロッパを中心ににぎやかだった美術様式で、「新しい芸術」という意味だそうです。建築家だとアントニ・ガウディヴィクトール・オルタ が有名だと思います。

特に、数年前に観たヴィクトール・オルタのタッセル邸(ベルギー)が、私はすごく好きでした。今回、ゴーリキーの家にも訪れてみることにしたのも、その余韻がいまだに残っていたからです。

 

◯自由な曲線・植物のような装飾で彩られる内装

家の中は、アール・ヌーヴォー建築特有の有機的なデザインとなっていました。建具や取手・ステンドガラスなど、細かい部分までデザインが凝っていて、観れば観る程惹き付けられました。

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植物のように有機的な曲線を描く階段

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落ち着きがあって、居心地が良い部屋たち

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ステンドグラスも凝ってます

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ドアの取手もデザインが凝っています

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デザインは床面にも展開されています

 

◯まとめ 

ゴーリキーの家博物館」は、アール・ヌーヴォー建築の魅力があふれていて、一見の価値のある建物でした。ぜひぜひまた行きたいです笑

住所:モスクワ、マーラヤ・ニキーツカヤ通り6/2(Малая Никитская ул.6/2)

営業:11:00〜17:30

休館:月・火・最終木曜

料金:400ルーブル(写真は別途100ルーブル

(※素人のざっくり情報です。内容に誤りがあるかもしれない点、ご了承ください。)

 

 

 

長々とお付き合いいただきありがとうございました!

今後もよろしくお願いします!

(※本記事は、2018年9月の筆者旅行に基づいております)